

ななつぼしって本当に美味しいの?
北海道産のブランド米として多くの注目を集めている「ななつぼし」。本記事では、北海道産ななつぼしの口コミをもとに、実際に食べた人たちの評価や評判をわかりやすく紹介していきます。
ななつぼしは「美味しい」や「まずい」といった声が分かれるお米でもあり、口コミを参考にすることで、自分に合ったお米かどうか判断しやすくなります。
また、「人気なのはなぜ?」「北海道産の中でも何ランク?」「米のランキングではどの位置?」「ななつぼしの安い理由は?」といった疑問にも答えながら、選ばれる背景を解説。
さらに、「マツコさんのCMの影響は?」「5kgの値段の相場は?」「美味しい炊き方のコツは?」など、購入前に知っておきたい情報も盛り込みました。
最後には「ななつぼしとゆめぴりかの比較」も含め、口コミや評価をもとにどんな人にどちらが向いているのかも整理しています。北海道産のお米を選ぶうえで、ぜひ参考にしてみてください。
北海道産ななつぼしの口コミまとめと評価
- 「美味しい」や「まずい」という声の違い
- なぜ人気があるのか
- 米のランキングでの評価は?
- 北海道産の中でも何ランク?
- 実際の口コミや評価を徹底調査
「美味しい」や「まずい」という声の違い
ななつぼしに対する評価は、良い口コミと悪い口コミがはっきり分かれる傾向があります。
つまり「美味しい」と感じる人と「まずい」と感じる人の間に、味覚の好みによる違いが大きく影響しているということです。
まず、「美味しい」と感じる方の多くは、ななつぼしのバランスの良さを評価しています。
きょうのごはんはライブの余韻が味わえる久保先生のななつぼし🥺ななつぼし大好き🥺冷めてもおいしい☺️
東いぶりブランド協 @east_iburi 様より 厚真町産ななつぼし 5kg いただきました✨ お米の産地、北海道厚真町。 甘みと粘りのバランスがよく あっさりとした食感🌾 とっても美味しくてまたひとつ 大好きなお米が増えました☺ ありがとうございました✨
特に甘みと粘りが程よく、しつこさがなくあっさりと食べやすいことが好印象につながっているようです。
炊き立てはもちろん、冷めても味が落ちにくいため、お弁当やおにぎりにもよく合います。
一方で、「まずい」と感じる人の声には、「味が薄い」「粘りが少なくて物足りない」といった不満が見られます。
スーパーで米を買う 今の時期だからか店のチョイスなのか いまいち欲しい銘柄が無い 石川県産ミルキークイーンもあったが北海道産ゆめぴりかにした ななつぼしやこしいぶきは味薄い
こうした意見は、濃い味やもっちりとした食感を求める人から出やすい傾向があります。
たとえば、ゆめぴりかのような濃厚な甘みや強い粘りを好む方にとっては、ななつぼしは少し淡白に感じられるかもしれません。
このように、ななつぼしの味に対する評価は個人の好みによって分かれるものです。あっさりした食感が好きな方には高評価されやすく、濃い味を期待する方には控えめに感じられる場合があるでしょう。
そのため、初めてななつぼしを試す方は、自分の味覚の傾向を知った上で選ぶことが、満足感のあるお米選びにつながります。
なぜ人気があるのか
ななつぼしが全国的に人気を集めているのは、その「使いやすさ」と「安定した美味しさ」が支持されているからです。
特別な日だけでなく、日常使いに最適なお米として選ばれている点が、人気の理由の一つです。
適度な粘りとほのかな甘み
一つ目の理由は、味のバランスにあります。ななつぼしは適度な粘りとほのかな甘みを持ち、クセのないあっさりとした口当たりが特徴です。
このため、和食だけでなく洋食や中華ともよく合い、食卓での出番が多くなります。どんな料理にも馴染みやすいという点で、家族全員が満足しやすいお米と言えるでしょう。
冷めても味や食感が落ちにくい
さらに、冷めても味や食感が落ちにくいという特性もあります。この点はお弁当やおにぎりを作る人にとって大きなメリットです。
実際、多くの口コミでも「お昼に食べても美味しかった」「チャーハンにしてもパラッとして美味しい」といった声が多く見られます。
比較的手ごろな価格帯で流通
価格面でも、ななつぼしはブランド米としては比較的手ごろな価格帯で流通しており、コストパフォーマンスの良さも魅力の一つです。
北海道の広大な農地で効率的に栽培されているため、安定した供給と品質管理が実現されています。
このような背景から、ななつぼしは「毎日安心して食べられるお米」として、多くの家庭で選ばれているのです。高級感よりも、毎日の食卓での安定した美味しさを重視する方には、特におすすめできる品種と言えるでしょう。
米のランキングでの評価は?

ななつぼしは、全国的な米の品質評価において高く評価されている品種です。特に注目すべきは、食味ランキングで最高評価である「特A」を長年獲得している点です。
このランキングは、一般財団法人日本穀物検定協会が毎年実施しており、「外観」「香り」「味」「粘り」「硬さ」「総合評価」の6項目で評価されます。
特Aはその中でも最上位にあたる評価で、味・香り・食感すべてのバランスが優れていることが求められます。
ななつぼしは、平成22年(2010年)から令和6年(2024年)まで15年連続で特Aを受賞している地域もあり、その実力は折り紙付きです。2025年産でも引き続き特Aの評価を受けており、安定した品質が保たれていることがわかります。
参考:一般財団法人日本穀物検定協会 (参考) 平成元年産からの特Aランク一覧表
こうした実績から、ななつぼしは全国の米ランキングにおいても上位に位置づけられています。
また、2025年の「美味しいお米ランキング」では、全国1位に選ばれたという実績も報告されています。
参考:美味しいお米ランキング 美味しいお米ランキング2025全国ブランド米の一覧
ランキングにおいて注目されるもう一つのポイントは、冷めても美味しさが持続するという特性です。この点が、日常使いはもちろん、お弁当や業務用としても人気を集める理由になっています。
単に産地やブランド力だけでなく、実際の品質評価でも確かな地位を築いていることから、ななつぼしは信頼できるブランド米として多くの人に選ばれています。
北海道産の中でも何ランク?
ななつぼしは、北海道産米の中でもトップクラスの評価を受けている品種です。北海道では「ゆめぴりか」と並ぶ2大ブランド米とされており、栽培面積では道内No.1の実績を持っています。
このランクというのは、公式な等級制度があるわけではありませんが、食味・人気・作付面積・価格帯など総合的に見たときの「ブランド価値」として考えるとわかりやすいでしょう。
ゆめぴりかは高級路線で、濃厚な甘みと強い粘りを特徴とする贈答向けの米です。一方でななつぼしは、日常使いしやすいあっさりした味と安定した食味が魅力の“万能型”。価格も比較的手頃で、家庭用として圧倒的な支持を受けています。
このため、北海道産米の中では「ゆめぴりか=高級」「ななつぼし=定番・安定」という位置づけになっています。どちらが上というよりは、用途や好みによって選ばれる立ち位置が異なると考えると良いでしょう。
また、ななつぼしは病害虫に強く寒冷地での栽培にも適しているため、安定供給が可能です。北海道の気候にマッチした品種として、多くの農家にも選ばれ続けています。
まとめると、ななつぼしは「北海道産米の中で日常使いに最も適したトップランクの米」として確固たる地位を築いている品種だと言えるでしょう。
実際の口コミや評価を徹底調査

北海道産「ななつぼし」のお米について、実際に購入した人たちはどのように感じているのでしょうか?
楽天市場やSNSに投稿された口コミをもとに、味・品質・使いやすさ・ショップ対応などの観点から評価を徹底的に調査しました。
購入前にぜひ参考にしてください。
SNSの口コミ
SNSでは、北海道産「ななつぼし」についての感想が多数シェアされています。
実際に炊いて食べた感想や、見た目のツヤ、冷めた後の美味しさなど、リアルで率直な声が多く見られます。ここでは、SNS上で見つけた口コミをピックアップしてご紹介します。
ななつぼし 安定に美味 ツヤツヤ 程よい粘り 弾力あり
本当に惚れ惚れするテリとツヤ✨ 新米の香り、ななつぼし特有の粒だち、何よりも噛むほどに広がる米の甘みと旨み🌾 たぶん今年最強のななつぼしはこれだ
今年の新米まとめ ・新潟こしいぶき:白未熟粒が多く、炊き立てでももちゃっとして美味しくない(去年は美味しかった) ・山形つや姫:柔らかいのに粒感もあってツヤツヤで最高 ・北海道ななつぼし:粒感はあり、味に面白味はない 自分以外の家族はミルキークイーンなどの柔らかい米が好きでどうしよう
写真だと伝わらなくて残念だけど、撮影用に炊いたななつぼしめちゃめちゃツヤツヤおいしかった🥰 #shanghai
夫、米どころ出身なのになぜか地元の米が口に合わず、全国あちこちの米を取り寄せてるのほんと面白いんだけど、 今回はとうとう岡山県産コシヒカリが届いてワロタ ちなみに家族全員好きなのは北海道のななつぼし ねちゃねちゃしないし冷めてもおいしいからお弁当にいいよ
北海道千歳市のななつぼし10kg。ふるさと納税のおすすめとして、冷めても美味しいお米で、お弁当にも最適だよ。
SNS上では、「ななつぼし」に関する口コミが多く投稿されており、その声にはリアルな体験が色濃く表れています。ユーザーの年齢やライフスタイルによって感じ方は異なりますが、全体としては好意的な評価が目立つ傾向にあります。
X(旧Twitter)やInstagramでは、「炊きたてのツヤがすごい」「冷めても美味しくてお弁当にぴったり」といったコメントが多く見られます。
写真付きで投稿されているケースも多く、ふっくらしたごはんの見た目が伝わってくるため、購入の参考になるという声もあります。
一方、「他のブランド米とそこまで違いが分からなかった」「もう少し粘りが欲しかった」という投稿も見受けられます。特に、ゆめぴりかやコシヒカリといった粘りが強いお米に慣れている人ほど、ななつぼしのあっさり感を物足りなく感じるようです。
また、「ななつぼしは毎日食べても飽きない」「クセがないから子どももよく食べてくれる」という家庭向けの評価も多く、ファミリー層の支持を集めていることがうかがえます。
日々の食卓に安定して登場している様子が、SNS投稿からも伝わってきます。
面白い傾向としては、ふるさと納税の返礼品として受け取ったことをきっかけにファンになったという声も多く、「次回もリピート確定」といったコメントが並んでいるのも特徴です。
このように、SNSでは消費者の率直な意見が可視化されており、ななつぼしの「日常に馴染みやすいお米」という評価が広がっていることがわかります。
楽天市場の口コミ
楽天市場では、実際に商品を購入した多くのユーザーからの口コミが投稿されており、味や品質、ショップ対応、安全性などについてリアルな声が確認できます。
ここでは、北海道産「ななつぼし」のお米に寄せられた口コミを、良い点・悪い点に分けて詳しく紹介します。
悪い口コミ
楽天市場で販売されている北海道産「ななつぼし」のお米には、非常に多くの高評価レビューが集まっていますが、その一方で一定数の低評価レビューも確認されています。
ここでは、実際の口コミをもとに、購入前に知っておきたい“悪い評価”の傾向と背景を解説します。
味や炊きあがりに不満の声も

パサついている

粘りがなくてボソボソしている

米特有の香りがない
購入者の中には「パサついている」「粘りがなくてボソボソしている」「米特有の香りがない」といった声を挙げている人が複数見られました。特に炊飯後の食感やツヤに期待していた人ほど、落差を感じているようです。
例えば、あるレビューでは「炊飯器で炊いても、鍋で炊いてもツヤが出ず、お米の香りも乏しい」といった指摘があり、普段から品質にこだわっている人にとっては期待外れとなったようです。
また「一度に大量購入したのに美味しくなくて消費がつらい」といった切実な声もありました。
品質のばらつきに対する不信感

以前は美味しかったのに、今回は明らかに質が落ちている

同じ銘柄・同じショップでも、購入時期によって味や炊きあがりに差がある
「以前は美味しかったのに、今回は明らかに質が落ちている」と感じている人も少なくありません。特にリピーターから「同じ銘柄・同じショップでも、購入時期によって味や炊きあがりに差がある」との指摘があり、安定性に欠ける印象を受けた人もいました。
「古米のような香りがした」「以前より粒が小さくて見た目が悪くなった」といったレビューもあり、保存状態やロット差への懸念が読み取れます。
無洗米の“手軽さ”に疑問を感じる人も

無洗米と記載されていたのに、水が白く濁る

結局、数回すすぐ必要がある
「無洗米と記載されていたのに、水が白く濁る」「結局、数回すすぐ必要がある」といったコメントも散見されます。
通常の無洗米と比べて、洗米時の状態に違和感を覚えた人も多く、本来の“時短・手間いらず”という無洗米のメリットを感じられなかった人もいるようです。
総評:評価の高さだけで判断せず、レビューの傾向を事前確認
悪い口コミの多くは「期待値とのギャップ」から生じています。
口コミ評価が高いからといってすべてのユーザーにとって満足のいく商品とは限らず、特に味や品質にこだわりがある人は、過去のレビューをしっかり読み込むことが大切です。
また、味に関しては個人差も大きいため、初回は少量で試してみるという選択もおすすめです。
続いて、良い口コミを見ていきましょう。
良い口コミ
北海道産「ななつぼし」のお米に関する楽天市場のレビューを見てみると、非常に高評価な声が数多く寄せられています。
リピーターが多く、初めて購入した人でも満足している様子が伝わる内容が多く見られました。ここでは、具体的にどんな点が評価されているのかを項目ごとに整理して紹介します。
「美味しさ」に対する高い評価

冷めても美味しく、お弁当でも美味しさが変わらない
まず多くのユーザーが口を揃えているのが「とにかく美味しい」というポイント。炊きあがったときの香りや艶、もちもちとした食感に満足している人が非常に多く、「スーパーで買うお米と全然違う」といった驚きの声も目立ちます。
あるレビューでは、「冷めても美味しく、お弁当でも美味しさが変わらない」と絶賛されており、家族全員が食べやすいお米として定番化している様子がうかがえました。
リピーターが多く長期的な支持も

これしか食べられない

我が家の定番になっている

一度食べたら他の米に戻れない
何度も購入しているという声は非常に多く、「これしか食べられない」「我が家の定番になっている」といった熱量の高いコメントも散見されました。
「一度食べたら他の米に戻れない」と表現するレビューもあり、味・品質・対応すべてに満足している様子が伝わってきます。
特に大家族や食べ盛りの子どもがいる家庭では、価格と品質のバランスがちょうど良く、長く買い続けやすいという声も印象的でした。
総評:味・安全・利便性の三拍子がそろった優良商品
楽天市場で販売されている「ななつぼし」のお米は、美味しさだけでなく、安心して食べられる品質管理、そして顧客対応の良さまでバランスよく評価されているのが特徴です。
リピート率の高さがその満足度を物語っており、「毎日のご飯が楽しみになる」という声にも納得できる商品と言えるでしょう。
北海道産ななつぼしの口コミから見る魅力

- 「ななつぼし」と「ゆめぴりか」を比較!
- 5kgの値段の相場とコスパは?
- 安い理由は品質にある?
- 美味しい炊き方のコツを解説
- マツコ出演のCMの反響と影響は?
- どんな人におすすめ?
- 【実食レポ】炊き方・味・冷めた後までレビューしてみた
- 北海道産ななつぼしの口コミからわかる総合評価
「ななつぼし」と「ゆめぴりか」を比較!
ななつぼしとゆめぴりかは、どちらも北海道を代表するブランド米ですが、味や価格、向いている用途などに明確な違いがあります。
そのため、自分に合った品種を選ぶには、それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。
以下の表に比較をまとめましたので、見ていきましょう。
比較項目 | ななつぼし | ゆめぴりか |
---|---|---|
味の特徴 | あっさり・さっぱり | 濃厚な甘み・深い味わい |
粘り | 適度(やや控えめ) | 非常に強い(もっちり) |
食感 | しっかり・粒が立つ | ふっくら・やわらか |
香り | やさしい・控えめ | 豊かで香ばしい |
冷めたときの美味しさ | パサつきにくくお弁当向き | もっちり感が持続 |
向いている料理 | チャーハン、丼物、寿司、お弁当など幅広い | 白米中心の和食、おにぎり、贈答用 |
価格帯(5kg) | 約4,000~5,000円(手頃) | 約5,000~6,000円(やや高め・高級路線) |
ターゲット層 | 毎日食べたい人、家庭の常備米を探す人 | ご飯の味にこだわる人、贈答や特別な日用 |
作付面積 | 北海道No.1(道内の約半数) | 特別栽培(厳しい基準下で管理) |
食味ランキング | 15年連続 特A取得(地域差あり) | 同じく特A取得(全道で安定的に評価される) |
総合評価 | 日常向きの万能米 | 特別感のある高級米 |
ななつぼしは、あっさりとした味わいと程よい粘りが特徴で、どんな料理にも合わせやすい万能型です。炊き上がりがツヤツヤとしており、冷めてもパサつきにくいため、お弁当やおにぎりにも向いています。
一方で、濃厚な味や強い粘りを求める方には少し物足りないと感じられることもあるようです。
対してゆめぴりかは、もちもちとした食感と濃厚な甘みが魅力で、白米そのものの美味しさを楽しみたい方に適しています。特に和食との相性が良く、噛むほどに味わいが深まる印象があります。
ただし、粘りが強いため、チャーハンや酢飯には向かないこともあります。
価格帯にも違いがあります。ななつぼしは一般家庭向けの手頃な価格で流通しているのに対し、ゆめぴりかは高級米として贈答用に選ばれることが多く、1kgあたりの単価も高めです。
このように、日常使いでバランスの取れたお米を探しているならななつぼし、特別な日や贈り物にはゆめぴりかといった選び分けがおすすめです。
5kgの値段の相場とコスパは?
ななつぼしの5kgパックの価格は、2025年現在でおおよそ4,000円から5,500円の範囲が主流です。この価格帯は、特Aランクのブランド米としては比較的リーズナブルな部類に入ります。
この価格差の理由にはいくつかあります。まず、北海道では大規模な農業が展開されており、生産効率が高いことが挙げられます。
また、スマート農業やドローンによる効率的な管理が進んでいるため、品質を維持しながらコストを抑えることが可能になっています。
さらに、ふるさと納税を利用すれば、実質的に5kgあたり2,800円前後で手に入るケースもあり、かなり高コスパです。定期便や業務用パッケージを利用すると、さらに割安になることもあります。
ただし、同じななつぼしでも「無洗米タイプ」「特別栽培米」「農薬節減米」など、加工や栽培方法によって価格が上下します。
そのため、安さだけで選ぶのではなく、品質表示や栽培条件も確認することが大切です。
総合的に見て、ななつぼしは「品質と価格のバランスが良く、毎日安心して食べられるお米」として、多くの消費者にとってコスパの良い選択肢となっています。
安い理由は品質にある?

ななつぼしが他のブランド米と比べて手頃な価格で購入できるのは、単に「安い米」だからではありません。品質を保ちつつも、生産と流通の効率化によってコストを抑えていることが大きな要因です。
まず、北海道は日本でも有数の大規模農業地帯であり、広い農地を活用した大規模な米作りが行われています。これにより、1人あたりの作業効率が高まり、人件費や生産コストを抑えることができます。
さらに、スマート農業の導入も進んでいます。自動運転の田植え機や収穫機、ドローンを使った病害虫対策などにより、生産性が大きく向上しています。こうした技術は、品質を下げずにコストを削減することを可能にしています。
また、流通にも工夫があります。JAや農家直販ルートを活用し、中間マージンを最小限に抑えることで、消費者の手に届く価格がリーズナブルになっています。
一方で、「安い=質が悪い」というイメージを持つ方もいますが、ななつぼしは15年連続で特A評価を得ている地域もあり、味や食感は高く評価されています。
つまり、価格の安さは品質の妥協ではなく、「北海道という土地の強み」と「最新技術の活用」によって実現されているものなのです。コストパフォーマンスに優れたブランド米を探している方には、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
美味しい炊き方のコツを解説

ななつぼしをより美味しく食べるためには、炊き方にも少し工夫が必要です。基本の手順をしっかり押さえるだけで、炊き上がりの香りや食感が格段に良くなります。
まず大切なのは「正確な計量」と「丁寧な研ぎ」です。計量はすりきり1合(180ml)を基本にし、正確に測ることが炊きムラを防ぐポイントです。
研ぐ際には、最初の水は手早く捨てることで、ぬか臭さを取り除けます。その後、やさしく2〜3回研ぎ、透明な水になるまですすぎましょう。
次に「浸水の時間」も重要です。夏場なら30分程度、冬場は1〜2時間ほどしっかり浸水させることで、芯まで水分が染み込み、ふっくらとした仕上がりになります。
炊飯器で炊く場合は「白米モード」を選び、炊き上がった後はすぐに蓋を開けずに10~15分蒸らします。
蒸らし終わったら、しゃもじで底からふんわりと混ぜることで、余分な水分が飛び、ツヤのあるごはんに仕上がります。
ななつぼしは、粘りが控えめな分、水加減で調整しやすいのも特徴です。少し硬めにしたい場合は水を5%減らし、やわらかめにしたいときは5%増やすと好みの食感に仕上がります。
このように、基本を丁寧に守ることで、ななつぼし本来の甘みとツヤ、ふっくらした食感をしっかりと引き出すことができます。毎日食べるお米だからこそ、少しの工夫で満足度が大きく変わります。
マツコ出演のCMの反響と影響は?
/ みんなで食べよう北海道米🌾 \ 新庄BIGBOSSとマツコさんの新TVCMが明日から道外にて放映📺 道外限定で「ななつぼし&ゆめぴりか7%増量キャンペーン」も実施中✨ 北海道の方も、道外の方も、みんなで食べよう北海道米🍚 新CM、北海道の方はこちらからご覧ください hokkaido-kome.gr.jp/zouryou2022/
---------- マツコ・デラックス氏が北海道米CM第8弾に登場 今回は「ななつぼし」(STVニュース北海道) マツコ・デラックス氏が、8日から放送されている「北海道米の消費拡大」キャンペーンCMの第8弾に登場した。今回は「ななつぼし」で、CMタイトルは「これが来ちゃっ… headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201008-…
マツコ・デラックスさんが出演した「ななつぼし」のCMは、視聴者に強い印象を残し、ブランドイメージの向上に大きく貢献しました。特に「クセがなく毎日食べられるお米」というメッセージは、多くの家庭にとって共感しやすく、日常使いの米としての魅力が伝わる内容となっています。
CMでは、北海道の自然や地元の食材と一緒に登場するななつぼしが、美味しそうに炊き上がる様子が映し出されており、視覚的にも「食べてみたい」と感じさせる演出が印象的です。
また、マツコさんの素直なリアクションやコメントが、過剰な宣伝感を与えず、信頼感につながっています。
このプロモーションによって、若年層や都市部の層にもななつぼしの知名度が広がり、これまで北海道米に触れる機会が少なかった人たちの間でも注目されるようになりました。
実際に、CM放映後にはスーパーや通販サイトでの売れ行きが伸びたという報告もあり、広告の影響力の大きさがうかがえます。
また、CMをきっかけに「ななつぼし=クセのない万能米」という認識が浸透し、味に強い特徴を求めるよりも、毎日食べるご飯に求められる“安定感”が高く評価されるようになりました。
こうしてマツコさんの起用は、ただの話題作りではなく、「身近で信頼できるお米」という印象を確立するきっかけになったといえるでしょう。
どんな人におすすめ?

ななつぼしは、味のバランスが取れていてクセがないため、幅広い人におすすめできるお米ですが、特に毎日食べるご飯に「ちょうど良さ」を求める方に向いています。
「どんなおかずとも合わせたい」という方にはぴったり
例えば、「濃すぎる味は苦手」「どんなおかずとも合わせたい」という方にはぴったりです。ななつぼしは、甘みが強すぎず、粘りも控えめなので、和食はもちろん、洋食や中華料理にも自然になじみます。
家族全員の好みに合わせやすく、食卓に登場しやすいという点も魅力の一つです。
「冷めても美味しいお米が良い」と思っている方にも
また、「炊き立てだけでなく、冷めても美味しいお米が良い」と思っている方にも適しています。冷めてもパサつきにくく、しっかりとした食感が残るため、お弁当やおにぎりなどにも重宝します。
お弁当作りが日課の方にとっては、安心して使えるお米です。
コスパ重視でお米を選びたい方にも
コスパ重視でお米を選びたい方にもななつぼしは向いています。北海道産のブランド米でありながら、比較的手頃な価格帯で購入できるため、日常使いしやすい点が支持されています。
一方で、「とにかくもちもち感が強いお米が好き」という方には、ゆめぴりかの方が満足度が高いかもしれません。
そのため、ななつぼしは「バランス重視派」「食事との相性を大切にしたい派」の方におすすめです。
食卓での“定番米”を探しているなら、ななつぼしは候補として非常に有力です。
【実食レポ】炊き方・味・冷めた後までレビューしてみた
北海道産のブランド米「ななつぼし」が気になるけれど、実際どうなの?という方のために、筆者が5kgパックを購入し、実際に炊いて食べてみました。
味の特徴や炊き方の工夫、冷めたときの食感まで正直にお伝えします。
購入したお米は「東神楽産 ななつぼし」

購入したのは、北海道産 東神楽のななつぼし、2025年4月上旬に精米された6年産の5kgパック(3,850円)。手頃な価格帯のブランド米として人気の高い品種です。
- 商品名:東神楽産 ななつぼし(令和6年産)
- 内容量:5kg
- 購入価格:3,850円(税込)
- 精米時期:2025年4月上旬
- 無洗米ではなく、通常の白米タイプ
お米の見た目をチェック!

手で直接触った感想として、粒はふっくらとしていて、やや白さの残る部分もありつつ透明感もあります。
全体的に粒のサイズは大きめで、存在感があります。
炊飯前の下準備とこだわりポイント

袋を開けてまず感じたのは、お米の粒がふっくら大きめで、ほんのり白さが残る透明感のある見た目。無洗米ではないため、最初の研ぎ水はかなり白く濁っていました。
丁寧に4回すすぎ洗いをして、60分間の浸水を実施。炊飯器は「極うまモード」で60分設定。さらに10分の蒸らしで、ふっくらと仕上げました。
- 研ぎ方:1回目はすばやくすすいで水を捨て、2〜3回は丁寧にとぎ洗い
- 最後は軽くすすぎ、しっかり水切り
- 浸水時間:60分
- 炊飯モード:炊飯器の「極うまモード」を使用(炊飯に60分)
- 蒸らし時間:10分
炊き立てを実食してみた!

炊きあがりを見た瞬間、まずツヤ感に驚きました。粒が立っていて見た目も美しい。ひと口食べてみると、「あ、美味しい」と自然に声が出るほど。
食感はしっかりと粒感があり、べたつきがないため食べやすい印象。甘みは主張しすぎず、噛むほどにほんのり旨みが広がります。香りにクセはなく、雑味も感じませんでした。
粘りは少なめで、全体的にふんわり軽やかな口当たり。のどごしもすっきりしており、主張しすぎない味わいなので、和食はもちろん洋食・中華とも相性が良さそうです。
- 食感:粒がしっかりしていて、噛みごたえがありながらふんわり
- 甘み:控えめだが、噛むほどに旨みがじんわり広がる
- 香り:クセがなく、炊き立ての香りが自然で心地いい
- 粘り:強くはないが、粒が立っていて上品な食感
- のどごし:スルッと入り、口どけも良好
- おかずとの相性:和食・洋食問わずどんな料理にも合わせやすい万能米
冷めた状態もチェック!
数時間後に冷めた状態のななつぼしをおにぎりにして食べてみましたが、ここでも驚きが。冷めてもツヤが失われず、パサつきも感じられません。
しっとりとした食感がしっかり保たれており、冷やごはんになっても美味しさが持続していました。
実食してわかった魅力とコスパ

今回のななつぼしは、手間をかけて丁寧に炊いた分だけ、味や食感の仕上がりも上々。値段も5kgで3,850円とお手頃ながら、満足度の高いお米でした。
「普段使いにちょうどいい」「冷めても美味しい」「どんな料理にも合う」など、多くの良さを実感できた今回の実食。これならリピートしたくなる理由も納得です。
「味が濃すぎるお米は苦手」「あっさり系で飽きのこないご飯が好き」という方には、特におすすめの一品です。
北海道産ななつぼしの口コミからわかる総合評価
本記事では、北海道産ななつぼしの口コミをもとに、実際に食べた人たちの評価や評判をわかりやすく紹介しました。
解説した内容をまとめたので、確認していきましょう。
- あっさりとした味と程よい粘りで食べやすい
- 冷めてもパサつかず弁当やおにぎりに向いている
- 特Aランクを15年連続で獲得している
- 日常使いしやすい価格でコスパが高い
- 和洋中問わずどんな料理とも相性が良い
- SNSでは炊き立てのツヤや粒感への評価が高い
- リピーターが多く、家庭用の定番米として定着している
- 北海道米の中で作付面積が最も広く安定供給されている
- ゆめぴりかよりも価格が手頃で普段使い向き
- マツコ出演のCMにより知名度と信頼感が拡大した
- 無洗米や分づき精米など選択肢が豊富
- 精米や収穫の時期によって品質に差を感じることもある
- 強い粘りや濃厚な甘みを求める人にはやや物足りない
- ふるさと納税を通じて試すユーザーも多く満足度が高い