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種類・品種

にこまるとコシヒカリを比較|味・食感・価格の違いを徹底解説

コシヒカリとにこまるって、結局どっちが美味しいの?

にこまるとコシヒカリの比較は?と検索してこの記事にたどり着いた方は、おそらく「コシヒカリとにこまるの違いは何?」という疑問を持っていることでしょう。

本記事では、味や食感、栽培環境などの違いをはじめ、価格やアミロース含有量などもわかりやすく比較していきます。

また、「にこまるは米のランキングで何位?」と気になっている方のために、実際のランクや食味評価、さらには高評価を得ている産地のひとつである岡山県産にこまるの実力についても解説。さらに「まずい」という声が出る背景や評判、そして美味しく炊くための炊き方のコツまで網羅しています。

にこまるとコシヒカリ、どちらを選ぶべきか迷っている方に向けて、「どこの米が自分に合っているのか」を判断できるよう、実用的な情報をまとめました。最後まで読むことで、あなたのご飯選びがもっと楽しく、納得のいくものになるはずです。

記事のポイント

  • にこまるとコシヒカリの味や食感の違い
  • それぞれの栽培環境と向いている地域
  • 米のランキングやランク、評判の実態
  • 美味しく炊くための炊き方や選び方のポイント

にこまるとコシヒカリの比較で選ぶなら?

出典:https://www.photo-ac.com/
  • コシヒカリとにこまるの違いは何?
  • 米のランキングで何位?
  • ランクは安定して高評価
  • まずいと言われる理由は?
  • にこまるの評判や口コミは?

コシヒカリとにこまるの違いは何?

にこまるとコシヒカリは、どちらも日本で高い人気を誇るお米ですが、いくつかの点で明確な違いがあります。

特に「味」「食感」「栽培環境」「見た目」の4点に注目すると、それぞれの特徴がよりはっきりと見えてきます。

以下の表に違いをまとめましたので、見ていきましょう。

比較項目コシヒカリにこまる
味の特徴甘みが強く、うま味も濃い落ち着いた甘みで、全体的にバランスが良い
食感粘りが強く、もちもちとした食感粘りと粒感のバランスが良く、ややしっかりめ
粒の大きさ中程度やや大きめでふっくら
炊き上がりツヤがあり、ふっくらツヤが強く、粒立ちが良い
冷めたとき美味しさが残りやすく、お弁当に最適冷めても粘りが持続し、おにぎりに向く
栽培適地全国で栽培、冷涼~温暖地に対応主に西日本の暖地、高温地向け
高温耐性やや弱い高温に強く、品質が安定
登場時期昭和の時代に登場(1956年登録)比較的新しく、2005年に登録
アミロース含有量約16〜19%約10%
見た目白く美しいツヤ色白でツヤがあり、粒が大きめ
評価ランク多くの産地で特A獲得複数の産地で特A評価を継続
価格帯(参考)5kgで約5,000~6,000円5kgで約5,000~5,500円(産地により異なる)
にこまるとコシヒカリの比較表

まず、味と食感についてです。コシヒカリは甘みと旨味がしっかり感じられ、もちもちとした粘りの強い食感が特徴です。炊き立てはもちろん、冷めても美味しさが保たれるため、お弁当やおにぎりに向いています。

一方で、にこまるは粒がやや大きく、噛みごたえがありながらも、粘りと柔らかさのバランスが取れているのが特徴です。味は全体的に落ち着いた印象で、濃い味の料理だけでなく、素材を活かした和食とも相性が良いとされています。

次に、栽培環境における違いも重要です。コシヒカリは全国的に広く栽培されていますが、気温が高すぎる年には品質が安定しづらい一面があります。

対してにこまるは、高温に強い性質を持っており、特に九州などの暖地での栽培に適しています。地球温暖化の影響を受けにくいという点は、にこまるが今注目を集めている理由のひとつです。

見た目の違いとしては、にこまるは粒が大きく色白で、炊き上がりのツヤも優れており、見た目でも高評価を得ています。コシヒカリは中程度の粒で、白さとツヤのバランスが美しく、こちらも人気の要因となっています。

このように、にこまるとコシヒカリにはいくつかの共通点がある一方で、異なる特性も多くあります。料理や食感の好みによって、選ぶべきお米が変わってくるでしょう。

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参考:にこまる Wikipedia

米のランキングで何位?

出典:https://www.photo-ac.com/

にこまるは、日本穀物検定協会が毎年発表している「米の食味ランキング」において、全国でも上位に位置づけられる品種のひとつです。中でも特Aという最高評価を複数年にわたって獲得している点が、この品種の品質を裏付けています。

まず、静岡県産にこまるは平成30年から令和6年まで7年連続で特A評価を維持しています。

これは、安定した味と品質が生産地の努力によって確保されていることを示しています。温暖な気候と適度な水環境のもと、にこまるの特性が最大限に活かされている好例です。

さらに、岡山県産にこまるも注目に値します。令和4年・5年と2年連続で特A評価を取得しており、こちらも品質の高さが証明されています。

特に岡山県南部で栽培されるにこまるは、見た目の美しさや粘りのバランスの良さから高評価を受けやすい傾向があります。

なお、特Aはあくまで食味比較による相対評価であり、絶対的な「順位」ではありません。ただし、継続的に特Aを獲得している品種は限られており、にこまるは全国でもトップクラスの食味を持つ銘柄と考えて差し支えありません。

このように、静岡県や岡山県をはじめとした産地で高く評価されているにこまるは、米のランキングでも常に上位に位置づけられる存在です。毎日の食卓で質の高いお米を選びたい方にとって、信頼できる選択肢といえるでしょう。

参考:一般財団法人日本穀物検定協会 (参考) 平成元年産からの特Aランク一覧表

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ランクは安定して高評価

出典:https://www.photo-ac.com/

にこまるは、さまざまなランキングにおいて安定して高い評価を受けている銘柄です。特に「美味しいお米ランキング」や「食味ランキング」など、消費者や専門機関の評価が加味される場での実績は見逃せません。

最近の事例としては、高知県産にこまるが全国の銘柄同率1位に選ばれたことが話題となりました。これは単なる一過性のブームではなく、長年の品種改良と生産管理の結果といえるでしょう。

高知県のような温暖な地域でも、にこまるは高品質な食味を維持できる強みを持っています。

また、農業関係者や流通業界からの信頼も厚く、業務用としての需要も拡大しています。これは「安定性」が評価されていることの証でもあります。にこまるは、天候の影響を受けにくく、高温の年でも品質が大きく崩れにくい性質を持っているため、毎年一定以上の品質を期待できるという利点があります。

静岡県や岡山県のように複数年連続で特A評価を獲得している地域もあり、地域によってもその実力がしっかり証明されています。

このように、にこまるは「味」「安定性」「実績」の3点において高水準を保っており、数あるブランド米の中でも確かな地位を築いているお米です。ランキングを重視して選ぶ方にとっても、安心して手に取れる銘柄と言えるでしょう。

参考:美味しいお米ランキング 美味しいお米ランキング2025全国ブランド米の一覧

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まずいと言われる理由は?

にこまるに対して「まずい」と感じる声があるのも事実ですが、それは決して品質が低いからではありません。主な要因は、好みの違いや調理方法、地域による味のばらつきなどにあります。

まず、味の好みに関してですが、にこまるは粘りや甘みのバランスが良い一方で、コシヒカリのように強い甘さや粘りを期待している人にはやや物足りなく感じられることがあります。

そのため「味があっさりしすぎている」といった印象を持たれることもあるようです。

また、炊き方によって食感や風味が変わる点にも注意が必要です。にこまるは粒が大きめなので、水加減を調整せずに一般的な炊飯方法で炊くと、やや柔らかすぎたり、逆に芯が残ったように感じることがあります。

適切な水量や浸水時間を守ることで、本来の美味しさを引き出すことができます。

さらに、地域や農家ごとの栽培条件によって品質に差が出るケースもあります。特に高温地域では基本的に安定して育つ品種ですが、極端な気象条件が続いた年などには、例外的に食味が落ちることも考えられます。

このように、「まずい」と感じられる背景には、個人の好みや調理の工夫不足といった点が大きく関係しています。

実際には食味ランキングで特A評価を受けており、品質が高いことは広く認められています。にこまるの良さを引き出すには、炊き方や料理との相性を考えることが大切です。

にこまるの評判や口コミは?

高知県産や岡山県産のにこまるは、楽天市場のレビューでも高評価が寄せられている人気品種です。

炊き上がりの艶やかさやもちもちとした食感、冷めても美味しい点が特に好評。おにぎりやお弁当にもぴったりと評判で、リピーターも続出しています。実際の口コミをもとに、にこまるの魅力を詳しく紹介します。

高知県産にこまるは、全国的にも評価の高い「特Aランク米」のひとつ。楽天市場のレビューでも、「もちもち食感」や「冷めても美味しい」といった声が多く、日常使いはもちろんお弁当やおにぎりにも人気です。

高知県産にこまるのリアルな評判を、実際の購入者の口コミから詳しくご紹介します。

一粒一粒がしっかりしていて甘い

食べ応えがある

冷めても美味しく、おにぎりにも向いている

やわらかめの炊き加減でも美味しく食べられた

粘り気が少なめで、香りがよく、甘みのある個性派

高知県産にこまるは、「一粒一粒がしっかりして甘みがある」「冷めても美味しい」など高評価が多く、特におにぎりや土鍋炊きで真価を発揮します。

粘りが控えめで香りがよく、やわらかめに炊いても美味しく、家族全員が満足できるお米として支持されています。

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岡山県産の「にこまる」に対する楽天市場のレビューをもとに、多くのユーザーが感じている魅力を具体的に紹介します。

楽天市場に投稿されたレビューを見ると、岡山県産にこまるの評価は非常に高く、★4.5〜5.0の高評価が大半を占めています。

購入者の満足度はかなり高く、特に味の良さ・炊き上がりの美しさ・冷めても美味しいという点が多くのレビューで称賛されています。

「これまでのお米に戻れない」「毎回お米が炊きあがるのが楽しみになった」といった声も見られ、日常の食卓を豊かにするお米として定評があります。

味・食感について

もちもち感が絶妙で癖になる

「もちもち感が絶妙で癖になる」との声が寄せられており、特に粘り気のバランスが好評です。炊き上がりはツヤツヤで、大きめの粒がふっくらと立つため、見た目も美しく、食欲をそそります。

また、にこまるの魅力として自然な甘みを挙げるレビューも多く、「噛めば噛むほど甘さが広がる」という表現も印象的でした。

冷めても味が落ちにくく、おにぎりやお弁当にぴったりという評価が特に目立っています。

実際の声(抜粋)

冷めてもおにぎりが美味しいので、子どもが喜んで食べます

今までのお米では満足できなくなった

岡山県のお米ってこんなに美味しかったんですね

このように、味のインパクトや満足感の高さに驚く購入者が多いのが特徴です。

利用シーン・用途

育ち盛りの子どもがご飯をおかわりするようになった

実家への仕送り用に

購入者の多くは、家族用の普段使いとして選んでいるようです。中には、「育ち盛りの子どもがご飯をおかわりするようになった」や、「実家への仕送り用に」といった声もあり、世代問わず支持されていることがわかります。

また、「紙袋梱包が丈夫で保管しやすい」「配送が早くて助かる」といった点も高評価で、通販の利便性も見逃せないポイントとなっています。

一方で、わずかですが以下のような意見も見られました。

    最近少し値上がりした

    水加減の調整が必要なときがある

    重さを計ったら少し少ない気がした

    ただし、これらの意見はごく一部であり、総合的な満足度に大きく影響していないことが多い印象です。

    購入傾向

    購入傾向としては、10kg〜20kgのまとめ買いが主流で、5kgずつの小分け包装が使いやすいと好評。白米はもちろん、玄米派にも支持されており、白米+玄米の組み合わせで購入する人も増えています。

    家庭での消費に加え、仕送り・贈り物・備蓄用としても選ばれており、実用性の高さも人気の理由です。

    岡山県産にこまるは、日常のご飯をワンランク上げたい人にぴったりのお米。特Aランクの品質ながらも手が届く価格帯で、「味・ボリューム・手軽さ」のバランスが取れた逸品といえます。楽天市場での実際のレビューがそれをしっかり裏付けています。

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    にこまるとコシヒカリの比較のポイント解説

    出典:https://www.photo-ac.com/
    • にこまるとコシヒカリの価格を比較
    • 炊き方と美味しく炊くコツ
    • にこまるはどこの米なのか解説
    • こめた監修の岡山県産にこまる
    • アミロース含有量を比較
    • 【まとめ】にこまるとコシヒカリの比較ポイント

    にこまるとコシヒカリの価格を比較

    にこまるとコシヒカリの価格は、おおよその相場で見るとほぼ同等か、時期や産地によってはにこまるの方がやや高めになることもあります。

    ただし、どちらの銘柄も「ブランド米」に分類されるため、価格差はわずかで、品質や好みによって選ぶことが多い傾向です。

    まず、コシヒカリは全国で広く流通しているため、流通量が多く価格が安定しています。5kgあたりで見ると、5,000円〜6,000円が一般的な価格帯です。

    魚沼産などの特別な産地になると、これより高値になることもあります。

    一方で、にこまるは九州や西日本を中心に栽培されており、地域によっては入手しづらいケースもあるため、価格に幅があります。例えば、岡山県産や長崎県産のにこまるは特A評価を得ていることが多く、プレミア価格になることもあります。

    2024年の相場では、5kgで5,000円台後半から6,000円近い価格がついている商品も見られました。

    価格差を左右する要因には、産地、精米方法(無洗米や玄米など)、栽培方法(有機や減農薬)も関係しています。つまり、同じ銘柄でも生産背景によって価格が上下するのです。

    購入時は、価格だけでなく「どこの産地か」「どういう農法で育てられているか」なども比較すると、納得のいく選び方ができるでしょう。

    炊き方と美味しく炊くコツ

    無洗米 なぜ 安い
    出典:https://www.photo-ac.com/

    にこまるを美味しく炊くには、粒の大きさと粘りのバランスを意識した炊き方がポイントです。基本的な手順は他の白米と変わりませんが、いくつかのコツを押さえることで、ふっくらとした理想的な仕上がりが期待できます。

    まず、洗米の段階では最初の水が特に重要です。お米は最初の水を一気に吸収するため、にごったまま放置しないよう、最初のすすぎはサッと手早く行いましょう。

    その後の研ぎも優しく丁寧に行うことが、余計なぬか臭さを残さないコツです。

    次に水加減ですが、にこまるは粒がやや大きいため、通常の白米よりも水をやや少なめに設定することが推奨されます。1合あたり190〜195mlを目安にし、試しながら調整していくと良いでしょう。

    浸水時間にも気を配る必要があります。暖かい時期なら30〜40分、寒い時期は1時間程度しっかりと水を吸わせることで、ムラなく均等に炊き上がります。

    炊飯モードは「白米モード」でも問題ありませんが、炊飯器に「銘柄炊き分け機能」がある場合は「にこまる」または「コシヒカリ」モードを選ぶのもひとつの方法です。

    炊き上がり後は10〜20分ほど蒸らし、底から全体をさっくり混ぜることで、さらにふっくらとしたご飯になります。

    なお、にこまるは冷めても粘りと甘みが残るため、おにぎりやお弁当にも適しています。その際は、炊きあがりの熱いうちに握ることで、旨味を閉じ込めやすくなります。

    このように、ちょっとした工夫を加えるだけで、にこまるの本来の美味しさを最大限に引き出すことができます。

    にこまるはどこの米なのか解説

    出典:https://www.photo-ac.com/

    にこまるは、主に西日本を中心に栽培されているお米で、特に九州地方や中国地方の一部で多く生産されています。最初に奨励品種として導入されたのは長崎県で、現在では熊本、佐賀、福岡、大分といった九州各県のほか、静岡県や岡山県でも高品質なにこまるが栽培されています。

    この品種は、九州沖縄農業研究センターで開発され、2005年に品種登録された比較的新しいお米です。高温に強く、粒がしっかりとしていて病気にも耐性があるため、西日本の温暖な気候に非常に適しており、ヒノヒカリの後継として注目されています。

    特に注目すべきは、地域ごとに品質が安定している点です。これは、にこまるが高温障害や台風といった気候リスクに強く設計されているためで、毎年安定した収穫と食味が見込めます。

    また、見た目の美しさや冷めてもおいしさが続くという特性から、飲食店などの業務用としても広く使用されています。

    現在では、通販サイトや特産品販売サイトを通じて全国どこからでも購入可能です。栽培地によって若干風味や粘りに違いがあるため、産地別に食べ比べてみるのも楽しみのひとつになるでしょう。

    こめた監修の岡山県産にこまる

    こめた監修・岡山県産にこまる 無洗米は、忙しい日々の中でも手軽に“栄養と美味しさ”を楽しめる、新しいお米のスタンダードです。2023年・2024年と2年連続で食味ランキング特Aを獲得した「にこまる」を、無洗米としてさらに進化させた商品です。

    特徴は、こめた独自の「瞬間洗米」製法。米に最適な水圧と水量で、旨みと栄養をしっかり残しながら、ぬか層だけを丁寧に取り除きます。

    胚芽に含まれるビタミンB群やナイアシンといった栄養素が損なわれず、洗いすぎによる栄養ロスもありません。

    さらに、クリーンルームで袋詰めされるため、衛生面でも安心して口にできるのが魅力です。

    ご家庭では、洗米の手間が省けることで水道代の節約にもなり、手荒れやキッチンの汚れの心配もありません。

    お米を研ぐ手間がないだけで、家事がひとつ減り、時間にも心にもゆとりが生まれます。

    「栄養がしっかり摂れるお米を選びたい」「できるだけ手軽にごはんを用意したい」そんな方にぴったりなのが、この岡山県産にこまる無洗米。毎日使うものだからこそ、美味しさも安心も妥協せずに選びたいですね。

    気になった方は、こめた監修の無洗米「にこまる」をチェックしてみてください。

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    アミロース含有量を比較

    お米の「アミロース含有量」は、食感や粘りの違いに大きく影響する成分です。にこまるとコシヒカリを比較すると、このアミロースの含有率にも明確な違いがあり、それが両者の味わいや食感の個性につながっています。

    まず、アミロースとはデンプンの一種で、この含有量が多いとお米は粘りが少なく、しっかりとした粒感が強調されます。逆にアミロースが少ないと、粘りが強く、やわらかくもちもちとした食感になります。

    にこまるのアミロース含有量は約10%とされており、比較的高めの数値です。これに対して、コシヒカリは約17.5~18.0%で、にこまるよりもやや低くなっています。

    この数値差が、にこまるの「しっかりとした粒感」と、コシヒカリの「粘りと弾力のある食感」の違いにつながっています。

    例えば、噛みごたえのあるご飯が好みの方には、アミロースが高めのにこまるが向いていると言えるでしょう。一方で、とろけるような粘りややわらかさを求めるなら、アミロースがやや低いコシヒカリの方が適しています。

    ただし、アミロースの値は栽培環境や収穫年によって若干変動することがあります。そのため、正確な比較をするには、産地や収穫年度を合わせることも重要です。

    このように、アミロース含有量は食味の違いを生み出す一因であり、好みに合わせたお米選びの参考になります。食感にこだわる方は、ぜひこの成分にも注目してみてください。

    【まとめ】にこまるとコシヒカリの比較ポイント

    本記事では、味や食感、栽培環境などの違いをはじめ、価格やアミロース含有量などもわかりやすく比較しました。

    解説した内容をまとめたので、確認していきましょう。

    • にこまるはバランスの取れた甘み、コシヒカリは強い甘みとうま味
    • にこまるはややしっかりめの食感、コシヒカリは粘りが強くもちもち
    • 粒の大きさはにこまるの方がやや大きくふっくら
    • 炊き上がりのツヤは両者とも優れているが、にこまるの方が粒立ちが際立つ
    • にこまるは冷めても粘りが持続しおにぎりに向く
    • コシヒカリは冷めても味が濃くお弁当に適している
    • にこまるは高温に強く、温暖地域での品質が安定
    • コシヒカリは全国的に栽培されるが高温にはやや弱い
    • にこまるの登場は2005年と新しく、コシヒカリは1956年と歴史が長い
    • にこまるはアミロース含有量が高く粒感がある
    • コシヒカリはアミロースが低めで粘りが強くやわらかい
    • 見た目はにこまるが色白で粒が大きく見映えする
    • 食味ランキングでにこまるは複数の県で特Aを継続獲得
    • 価格帯は両者とも5kgあたり5,000円前後で同等クラス

    \スマホで操作できる自動計量炊飯器/

    -種類・品種,